名曲の日本語訳 Empty Rooms / Gary Moore

第1回目は、ゲイリー・ムーアの「Empty Rooms」
オフィシャルの訳が微妙なのは当然として、
ネット上にも？な訳が多かったので、
参考にしていただければ幸いです。

詳細は説明しませんが、この曲の登場人物は
You（人）, She（女性）, We（私たち）　で、
内容も過去の事ではないので、
特定の主人公の無い一般的な話を綴っています。
大きな意味は、
「人(you)は女性(she)に対しこういう過ちをおかす」
「その結果がEmpty rooms、俺(we)もそうなんだ 」
という内容の歌詞です。
そこから、作詞者の失恋に結びつけることはできますが、
この曲自体は、一般的な事を言ってるのであって、
そういった訳をするのは不適当でしょう。

訳中では you = 人々　の意味ですので、
日本語風に主語を省略してます。

Loneliness is your only friend. 
孤独が唯一の友達。 
A broken heart that just won't mend is the price you pay. 
決して癒えることのない心の痛みは当然の報い。

It's hard to take when love grows old. 
消えゆく愛は、どうすることもできなく、
The days are long and the night turn cold when it fades away. 

そして、消えていくとともに、1日が長く、夜は寒くなる。

You hope that she will cange her mind. 
彼女が戻ると期待してしまう。
But the days drift on and on.（オリジナルはコーラスなし） 
でも、日々が無駄に過ぎるだけ。
You'll never know the reason why she's gone. 

なぜなら、彼女が去る理由を理解できないのだから。

Empty rooms where we learned to live without love. 
愛のない寂しさを思い知る場所。


You see her face in every crowd. 
人ごみの中で彼女を見つけて 
You hear her voice but you're still proud so you turn away. 
声を聴いても、プライドが邪魔をして見ぬふりをするだろう。

Tell yourself that you'll be strong. 
強くなるためだと、言い訳しながら。

But your heart tells you this time you're wrong. 
でも、心の底では気づいてしまう、今回は自分が間違っていると。

CARVIN LEGACY V3①

独立3ch、ボリュームはそれぞれ設定可能。
さらにマスターボリュームがあるので、ライブでの音量調整で
各チャンネルごとにボリュームをいちいち動かすなんて面倒は無し。
各チャンネルは、それぞれ設定できる項目は異なり、

１ｃｈ ＝　クリーン、2ch = 歪、　3ch = 歪、オーバードライブSW付

トーンは、1chは独立、2chと3chは共通。
歪系で別個にトーンを変えることは稀だと思うので、
2chと3chでのトーン共通はむしろ使いやすい。

このアンプの良いところは、ソロ用にブーストボリュームがあることで
スイッチにより設定した音量に上げることができること。
（もちろんフットSW対応）
なので、2chはバッキング、3chはソロなんて一般的な使い方は
このアンプにおいては勿体ない。

１ｃｈ ＝　クリーン、2ch = クランチ、　3ch = オーバードライブ

という設定が可能になる。

さらに凄いことはMIDI対応
フットSWでできる事がMIDIでコントロールできるにすぎないのだが、
非常に使いやすい。この理由の説明は長くなるので省略するが、
ライブでは断然そのほうがよいのです。















このアンプとMIDIのフットコントローラー
MIDI対応のエフェクターを組み合わせれば
ライブで、ほとんどの事をプログラムしコントロール
できてしまうのです。

スティーブヴァイの監修で設計し、実際に使ってるだけのことがあります。
現在のところこのアンプより、使い勝手が良いものは見当たりません。

肝心の音のほうは、続編で。

ゴミなんて可哀そうすぎます。

私の普段弾きギターです。
フェルナンデスのFRシリーズです。

写真のはFR65あたりの初期型で、セットネックに改造してます。
（この他にバラされて整備中のが２本あります。）
何が良いかって、トラスロッドがビンテージ方式なのです。（→トラスロッド方式）
最近のはわかりませんが、少なくとも私の持っている初期型は全てそうです。
音を聞く限りほぼ確信して使ってたのですが、
一度、ヤフオクでただ同然で手に入れたものを
本当にそうなのかバラしてみました。





















正解でした。（溝を掘って、埋木している様子です。）

当時でもビンテージ方式のトラスロッドを採用してるのは余りなかったはずです。
つまり、ビンテージに近い音が出しやすいのです。
逆に言えば、スティーブヴァイみたいな無機質な音は出しにくいです。
ヤフオクで探せば１万円台で買えます。（通称ゴミナンデス）

エレキギターの音はどこで決まる？①

永遠のテーマでしょうか？答えは

「エフェクターとアンプでほぼ決まります」

そんな馬鹿なという意見もございましょう。
しかしながら、私の機材をそのまま、大して引けない初心者に
シールドから後を貸してあげると、私と（似た）音が出ます。
私のギターはダンカンのハムバッカーでフルカスタムですが、
初心者のギターは１万円の３シングストラトであってもです。
「俺の音は唯一だ！」なんていう輩に限って、
自分の機材をそのまま他人に弾かすなんてことはしないでしょう。

大学時代、新入部員のギター初心者の子が
良い音が出ないと悩んでいたので
（実際は本人は分かっておらず、周りが酷い音だと注意してた）
私の機材を、いじるのはボリュームだけにして使いなさいと
貸したことがあります。
その後、その子のギターの音は絶賛されました。
（演奏はしょぼかったですが）

まだ、「そんな馬鹿な」と思ってる方が多いでしょう（笑）
それには、理由があります。
それはプロとアマ決定的な違いでもあります。（→②へ）

残念なお知らせをすると。
「俺の音は唯一だ！」なんて言うのは
私はアマチュアですと言ってるようなもんです。

※図はSlashの機材です。意外と多くのエフェクター使ってますね。